こんにちは　武部です。

今月3月14日・・・ご承知のとおり
石川県民が待ちに待った北陸新幹線金沢～長野間
開業の日です。
東海道新幹線に遅れること半世紀・・・
ようやく金沢に～と思うと感無量です。


そして記念すべき開業の日
金沢発「かがやき536号」東京行に乗車しました。

出発を告げるアナウンスと笛の音・・・
静かに動き出す列車・・・
見知った建物がいつもより早く消えていく車窓
このワクワク感・・・何故か？懐かしく
ふと初めて新幹線に乗った時のことを思い出しました。

遠い昔・・・
幼稚園の頃？確か、叔父の結婚式だったと思います。
家族みんなで京都に車で向かっている途中、
どうしても新幹線に乗りたくて
両親に無理を言って乗せてもらった
米原と京都の間で、ほんの20分程度でしたが・・・
あのワクワクした記憶が鮮明に蘇りました。

当時の私にとって、
新幹線は「未来都市」の乗り物であり、
正しく「松本零士の世界」そのものでした。

そして新幹線に乗った私は・・・
幼稚園ではちょっとした有名人になれました。

月日が流れ、北陸新幹線金沢開業の足音が聞こえ始めた頃・・・
あの頃と同じく我慢できない私は、
会う人すべてに北陸新幹線金沢開業の日に
乗車する事を伝えました。

そして開業日当日
多くの友人・知人から
「乗り心地は？」「速いか？」「景色は？」「今どこ？」
などの連絡をたくさん頂きました。

初めての新幹線から40年・・・
私自身、色々変わりましたが
北陸新幹線は、私が忘れかけていた
素直な気持ちを思い出させてくれた気がします。

そう思うと、北陸新幹線金沢開業の本当の効果って
「大人も子供も・・・今、ワクワクの先に金沢がある」
ことかもしれませんね。